【ブロックチェーン・NFTとは?】NFT・ブロックチェーンの仕組みと構造を初心者でも理解できるように図解!

悩める犬

NFTっていうのが最近流行ってるらしいけどいまいちわからない…。
コピーしても価値が守られるってどういうこと?仮想通貨とどんな関係があるの?

このよう疑問を解決していきます。

この記事でわかること
  • ブロックチェーン技術の仕組み
  • NFTの概要
  • NFTと仮想通貨の関係性
  • 仮想通貨の考え方

今回は近頃話題になっているNFT・ブロックチェーン技術の仕組みについて解説していきます。

NFT化されたイラストはコピーしても価値が保護されたり、ゲームのデータが他のゲームでも使えたりと、今までの概念を大きく覆す技術がブロックチェーン技術になります。

既存概念を180度変えるものなので理解するまで時間がかかると思いますが、この記事であなたの理解を後押しできると思います。

もちろん難しいことは話さないので気軽に読んでいってもらえると嬉しいです。図をたくさん用意してるので図を見るだけでも理解できますよ!

なお、NFTゲームを始めるには口座の開設が必須になるので、まだ開設していない方はこちらの記事からどうぞ。

NFTの原理だけ知りたい!という方はこちら

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目次

現実通貨に管理者がいなかったら?

こちらの記事で現実通貨は銀行が取引を仲介し、仮想通貨は仲介なしで直接取引できるということを解説しました。

つまり現実では通貨の管理者である政府や銀行がお金を管理・流通させているんですよね。

ここで、現実通貨において政府や銀行等の管理者がいない場合を考えてみましょう。

現実通貨ではそれぞれが国の経済状況によってお金の発行量を調節しています。

もしこの管理者がいない場合どうなるかというと、まずは紙幣の製造業者が「お金がないからたくさん発行しちゃおう!」と思いますよね。

そうすると、お金が世にたくさん出回り始めます。つまりみんなお金持ちになるわけですね。

みんながお金持ちになったら、今まで買えなかったものがたくさん買えるようになるので、需要が増加しますね。

需要が増加したら、需要と供給のバランスを保つために身の回りの商品が全て値上がりします。

これがインフレの始まりというわけです。インフレとともにその国のお金の価値もどんどん暴落していきます。

インフレとは?

お金の価値が下がることによって身の回りの物の値段が急激に上がること
インフレにより経済破綻した国では、コーヒーが数百万円になったこともあった

日本のお金の価値が下がると相対的に他の国のお金の価値が上がるということなので、例えば日本円からドルへの変換にかかる金額が多くなります(例えば130円/ドル)。つまり円安になっていきます。

需要があまりにも多いので輸入して供給を保とうとしますが、円安により他の国の物を購入する資金が多く必要になっているため、輸入が厳しくなります。

そして、また供給が減少することによって商品の値上がりが始まります。

最終的には全てのものがかなり値上がりして生活もままならなくなる、というサイクルですね。

だから現実通貨には管理者が必要なんです。

では仮想通貨では誰が管理しているのでしょうか?

その答えはブロックチェーン技術というものにあります。仮想通貨では管理者がいないため、この技術を使ってお金の均衡を保っているのです。

ブロックチェーン技術

仮想通貨では明確な管理者がいないため、ブロックチェーン技術というものを使って通貨の安全と均衡を保っています。

ブロックチェーン技術とは、「不正や二重払いを防ぐために、ユーザー間の取引データなどを全て共有し、多数のデータを各自のコンピュータに分散保有させる」というものです。

現実通貨は中央集権システムといって、政府や銀行が全ての情報を管理するものです。

ですが、銀行が倒産したり政府が破綻した場合には、そこに預けていたお金や情報は全て消失してしまうというデメリットがあります。

これを防ぐためにブロックチェーン技術は全てのユーザー同士で情報を共有します。

よって、1つユーザーがダウンしたとしても、全体の情報は失われないで保持させ続けることができます。

これが管理者がいない仮想通貨で用いられているシステムなんですよね。それぞれのパソコン上に取引履歴や情報が常に存在しています。

また、現実通貨ではお金の発行量は上限がありませんが、仮想通貨には発行量に上限があります。

なぜ上限をつけているかというと、発行量が増え続けてしまうと先のインフレのように価格がおかしくなってしまうからです。

上限をつけることで取引量を意図的に制限し、価格の均衡を保っているというわけですね。

NFTもこのブロックチェーン技術が用いられていますので、安全性はかなり高くなっています。

NFTとは?

NFT(Non Fungible Token)とは、日本語で非代替性トークンと呼ばれています。

トークンとは?

特定のブロックチェーン上で動作する仮想通貨のこと

簡単に説明すると、唯一無二の存在で他の物で代用ができないというものです。主にデジタルデータにおいて使われている言葉ですね。

言葉だけだとわかりづらいと思いますので、例を使って説明しましょう。

例えばあなたがデジタルイラストを描いてインターネット上で公開したとします。

今までならそのイラストをコピーしてしまえば簡単に複製可能で、複製されてしまったら所有者・製作者の存在が完全にわからなくなってしまい、希少価値がなくなってしまいました。

ですが、本来ならそのイラストはあなたにしか描くことができないですし、希少価値があって当然のものですよね?

それを簡単にコピーできないものにし、価値をしっかりつけてあげたものがNFTです。

これによって、今までのデジタルデータの複製による価値の低さというものを、複製を防止したことにより唯一無二の存在にしてあげたということです。

音楽、イラスト、ゲームデータ…、これらはすべてNFTに置き換えることが可能です。今までならゲーム内のデータを現実のお金として他人に売却することってできなかったですよね。(RMT(リアルマネートレード)など、一部の違法な方法ではリアルマネーで取引されていました)

ですが、NFTは例えば武器などの装備を他人に売買して仮想通貨を受け取ることができるようになりました。

逆に代替可能なものの例として、仮想通貨が挙げられます。

例えばビットコインは、だれが持っていても同じビットコインです。

「あの有名人が所有しているビットコインだから価値がある!」なんてこともないですよね。現実のお金と同じです。誰が10円玉を持っていても、その価値はすべて同じで10円です。

NFTのすごいところは、作品やデータにちゃんと価値を見出したことなんですよね。Aさんのイラストは○○円、Bさんのイラストは○○○○円みたいな感じで、それぞれ代替不可能で値段も決められてるんですよ。

同じ猫のイラストを描いたとしても、人それぞれ描き方が変わってきます。それぞれに特別な価値があり、代替不可能です。

なので、NFTを利用することでだれでも自分で作品を作って売ることができ、自らクリエイター側になることができるんです。

ちなみに僕の考えですが、NFTは何かの名称というよりかは概念に近いと思っています。つまり、音楽やイラストなど唯一無二なデータに対して価値が生まれることをNFTと思っておけば問題ないです。

また、NFTの性質を持つ作品のことをNFTアートと呼んだりもします。

NFTと仮想通貨の位置づけ

NFTは主にデジタルデータを売買することによって成り立っていますが、その際の取引通貨として仮想通貨が使われます。

なので、こういうイメージを持っているとわかりやすいです。

仮想通貨

  • 投資やNFTの取引通貨として使われる

NFT

  • 唯一無二なデータに対して価値が生まれる

また、全体像として下の図のような位置づけだと理解しておくと、後々情報の整理がしやすくて良いですね。

GameFiのゲームと通貨はまだまだたくさんあるので、図は一例

GameFiとは?

GameFi(ゲームファイ)とは、GameとFinance(金融)を使った造語で、ゲームをしてお金を稼ぐことを目的にしたゲームやその全体の総称
Play to Earnの意味とほとんど同じ意味であり、NFTゲームとも呼ばれている
NFTの唯一無二性を利用して、ゲーム内のアイテムやデータを外部取引所で取引することでキャラクターを強くしていき、ゲームで稼いでいく

GameFiのゲームにもそれぞれ仮想通貨があり(例えばThe SandboxならSANDという仮想通貨)それぞれ取引されています。

なので、具体的な稼ぎ方はこんな感じですね。

STEP
仮想通貨口座を開設

取引所はたくさんあるので自分の目的に合ったものを開設すると良い

STEP
日本円をETHに変換(入金)

最初は1万円くらいからスタートが目安

STEP
やりたいゲームの仮想通貨(例えばSAND)に変換(初期投資)

他のゲームもやりたいなら初期投資はほどほどに

STEP
ゲームで稼いで貯めた仮想通貨(例えばSAND)をETHに変換

NFTアート取引所で稼ぐのもアリ

STEP
ETHを日本円に変換して出金

相場の価格がベストなタイミングでETHを売ると最高

どのNFTゲームも基本的にはこういう流れで稼いでいく場合が多いです。

結局仮想通貨ってやめといた方がいいの?

結論から言うと、一部怪しい企業や会社は存在するが、注意深く危機管理していけばめちゃくちゃ安全!っていう感じですね。

まだ仮想通貨やNFTはこの世に出始めたばかりなので、新しいものを怪しむというのは普通の反応です。

ですが、インターネットが出始めた頃の周りの雰囲気はどうでしたか?今の高齢者の方は、いまだにパソコンでもを起動しただけで情報を取られると思っている方が多いのではないでしょうか。

僕たちは長年インターネットを使っていて正しく使えば安全性はほぼ問題ないということを分かっていますが、高齢者の方はインターネットをそもそも使わないですよね。

つまりインターネットが出始めた頃の人々の不安や固定観念をいまだに引きずっているということなんです。

それと同じで仮想通貨も使っている側からしたらきちんと危機管理をすれば安全だということがわかっていても、仮想通貨を全く知らない人たちはテレビなどの「仮想通貨を使った犯罪」に目が向きすぎて固定観念・偏見に縛られています。

これを取り払い実際に仮想通貨に挑戦してみればその考えも変わると思います。

なので、「仮想通貨は危険だ」「仮想通貨はやめとけ」と言っている方こそ、この領域に足を踏み入れてほしいと思っています。仮想通貨の魅力と楽しさを伝えられたら最高ですね。

始めようか迷っている方はぜひこちら側に来てみてください!僕のブログからNFTゲームを始めれば楽しいこと間違いなしですよ!

まとめ

今回はNFT・ブロックチェーン技術の仕組みについて解説しました。

NFTは概念が難しく参入人数もまだまだ少ないです。

ですが、実際にやっている人たちの様子を見ると本当に楽しみながら活動している人が多いイメージです。

ふろん

僕もNFTゲームやNFTアートは普段からかなり楽しくやっていますよ!
自分でNFTアートを作ったりもして業界全体を盛り上げています。

初心者の方でも慣れれば楽しく活動できると思いますので、よかったら初めて見てくださいね。

この記事のまとめ
  • 管理者がいないとインフレになってしまう
  • ブロックチェーン技術は情報を各パソコンに分散共有している
  • NFTは代替不可能で唯一無二性をもつもの
  • 仮想通貨とNFTは深い関係性がある
  • 仮想通貨は注意して扱えば安全

「NFT始め方ロードマップ」の次の記事に進みたい方は以下の記事からどうぞ。

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この記事を書いた人

NFTでFIREを目指すブログです。
初心者の味方として、誰よりもわかりやすい解説をしています。
NFTを始める方はぜひ参考にしてください。

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