【ウォレットとは？】MetaMaskの作成方法を解説！理解しておくべきウォレットのメリットデメリットについても解説します！

このような疑問を解決していきます。

今回はウォレットのメリット・デメリット、作成方法について解説してきます。

口座の開設と違って本人確認等は必要なく、メールアドレスとパスワードだけで作ることができるのでとても簡単ですよ！

ウォレットは仮想通貨のセキュリティ性や利便性を高めるのに必ず必要となってくるので確実に作成した方がいいです。

特にNFTゲームを始めようと思っている方は必須なので必ず作りましょう！

また、ウォレットがあることで仮想通貨の交換がスムーズになるので作っておいて損はないですよ。

MetaMaskの作成方法だけ知りたい！という方はこちら

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ウォレットとは？

ウォレットとは「保有している仮想通貨を管理する入れ物」です。

販売所・取引所（例えばコインチェック等）との一番の違いは、仮想通貨を誰が管理するかという点にあります。

販売所・取引所では仮想通貨をそれぞれの会社が所持している口座で管理していますが、ウォレットは仮想通貨の管理を自分自身で行います。

なぜ自分自身で管理する必要があるの？

もし販売所・取引所の会社が倒産したりハッキングされたら、自分の口座の仮想通貨がすべてなくなってしまうから
ウォレットは自分で管理する口座のようなもので、個人個人で管理しているのでより安全な管理方法といえる

また、販売所・取引所との大きな違いとして、ウォレットには公開鍵と秘密鍵というものが存在します。

公開鍵は「銀行の口座番号」、秘密鍵は「口座のパスワード」といったところですね。

販売所・取引所では入金や出金、送金などの宛先情報などは自動的に設定されてそれらを行うことができます。

しかし、ウォレットではそれぞれ自分で設定しなければいけません。この自分で設定・管理というところに大きなセキュリティ性があるんです。

具体的にはこんな感じです。

だから安全性を高めるためにもウォレットを作成する必要があるんですよね。

ウォレットのメリット・デメリット

次はウォレットのメリットデメリットについて解説していきます。

ウォレットを使うメリットはとても恩恵のあるものなのですが、その代わりに気をつけておかないとデメリットによってミスしてしまう可能性があります。

失敗を完全になくすためにも、しっかりとメリットデメリットを把握しておきましょう。

ウォレットのメリット

ウォレットのメリットはこんな感じです。

セキュリティ性が最も高くて安全

ウォレットには秘密鍵というものが存在しているので、その秘密鍵を知られない限りハッキングの可能性は極めて低いです。

販売所・取引所の場合はハッキングされてしまうと預けていた資産をすべて失ってしまいますが、ウォレットならその心配もありません。

このことより、多くの方は資産を分散して預けており、危機管理を自分自身で行っています。

NFTアートなどの取引が簡単に行える

NFTアートの取引はOpenSeaやCoincheck NFT(β)などのマーケットで行われており、多くの場合ここではウォレットを介して取引されます。

口座番号を教えあう取引ではとても手間がかかりますし、安全性も高くないですからね。

その取引の際にウォレットを使うことで取引を簡略化し、円滑でスムーズな取引を行うことができます。

ウォレットのデメリット

次にウォレットのデメリットについてです。

公開鍵（アドレス）の入力をミスしたらお金を失う

自分のウォレットに口座から入金したり、誰かのウォレットに送金したい場合、ウォレットの公開鍵という、口座でいう口座番号のようなものが必要になります。

銀行口座の場合、口座番号を打ち込めば誰の口座かその場で見ることができますが、ウォレットではそうはいきません。

公開鍵の情報をもとに入金・送金が行われるので、この情報が間違っていたらお金が別の誰かに送られてしまい、闇に消えてしまいます。

つまり公開鍵の入力を間違ってしまったら、お金を取り戻すことはほぼ不可能なんですよね。

なので、お金を送金などするときはまずは少額でテスト送金してみて、その後大丈夫だったら本番の送金をするというのが最も安全な方法です。

また、公開鍵のアドレスは手打ちではなく必ずコピー＆ペーストをした方が間違いがないです。

みなさんも送金ミスには細心の注意を払って気をつけましょう。

秘密鍵を忘れてしまったらお金を取り出せない

ウォレットには秘密鍵というパスワードのようなものがあり、ウォレット情報を確認するにはこれが必須になります。

入金出金送金、何をするにせよお金が絡んでくることに関してはすべて秘密鍵が必要です。

もし秘密鍵を忘れてしまった場合、自分のウォレットにアクセスすることができなくなるので、たとえいくらお金が入っていようと一生取り出すことができません。

秘密鍵なしにお金を取り出すというのはハッカーと同じですからね。

秘密鍵は再発行されず、ウォレット登録時に発行されたものが一生の秘密鍵になるので、絶対に忘れないでください！

忘れたらウォレット内のお金をすべて失います。

なので、秘密鍵のコードは紙に印刷したりメモしたりと、インターネット世界から隔離させておくことをおすすめします。

ウォレットの作成手順

さて、ここからはさっそくウォレットを作成していきましょう！

ウォレットにもたくさんの種類がありますが、ここでは一番有名なウォレット「MetaMask」の作成手順を解説していきます！

早ければ５分程度でできるのでちゃちゃっと終わらせちゃいましょう！

今回の解説ではchrome拡張機能のMetaMaskを使用して作成していきます（IOSやandroidでもインストール可能です）

具体的な手順は以下の通りです。

図や画像はクリックで拡大できます。画像は小さいものもあるので見づらかったらクリックしてみてください。

STEP1:拡張機能をchromeに追加

まずは下記URLからMetaMaskのホームページへ行ってください。（※URLが「https://metamask.io/」となっていることを必ず確認してください!!）

MetaMaskホームページへ

MetaMaskホームページにアクセスするとこのような画面が出るので、下の を押してください。

chromeウェブストアに飛ばされるので、を押してください。

これでchromeにMetaMask拡張機能がインストールされ、chromeからMetaMaskを開けるようになりました。

STEP2:ウォレットの作成

拡張機能がインストールされると自動的にMetaMaskが開くので、を押しましょう。

もし自動的に開かない場合

を押しましょう。

MetaMaskが品質向上のために情報収集をするのを同意する場合はを押しましょう。

この画面はIOSのアプリのトラッキングを許可するかしないか？みたいなものと同じです。
ここで結構ですを押しても問題なく次の画面に進みます。

①新しいパスワードを決めて入力→②利用規約に同意をチェック→③作成

ここで決めるパスワードはコインチェック等の口座開設所のパスワードとは必ず違うものにしてください。
同じにするとハッキングのリスクが高まってしまいます。

ウォレットの簡単な使い方の動画（英語版のみ）が出るので、視聴後を押してください。

動画を見なくても次へボタンは押せます。

シークレットリカバリーフレーズ（秘密鍵）が見られるようになるので、🔓マークを押して表示させましょう。

紙などにメモしたらを押してください。

シークレットリカバリーフレーズは必ずインターネットから隔離されたものにメモしてください！
また、絶対に他人には教えず、なくさないようにしてください！
もし情報が漏れてしまったら、ウォレット内のお金をすべて盗まれてしまいます。

メモしたシークレットリカバリーフレーズを正しい順番に並び替え、を押してください。

最後にを押して完了させましょう。

この画面が出ればMetaMaskの作成は終了です！お疲れさまでした！

まとめ

今回はウォレットの作成方法とメリットデメリットについて解説しました。

実際にウォレットの資産を盗まれる詐欺も多発しているので、あなたの大切な資産を守るためにもこの辺はしっかりと理解しておきましょうね。

ウォレットにお金を入れるには口座から送金する必要があるので口座の開設は必須となります。

簡単に10分程度で開設できるのでこちらの記事から各取引所の特徴を比較して口座を作ってくださいね。