OpenseaでNFTアートの買い方・売り方が知りたい!ついでにガス代を節約する方法があったら教えてほしいな。
このような疑問を解決していきます。
- Openseaでの買い方・売り方
- Openseaのガス代を安くする方法
今回は海外の大規模マーケットプレイスであるOpenseaで購入・売却する方法について解説していきます。
OpenseaはNFTマーケットプレイスの中でも世界最大級のマーケットであり、利用者も世界で一番多いです。
「CryptoPunks」や「BAYC」など、世界でも有名なNFTアートのほとんどは、このOpenseaで販売されます。
初心者のうちはどのマーケットプレイスを利用するか迷うと思いますが、最初はOpenseaを使っておけば問題ないです。
なお、Openseaを利用するには仮想通貨口座が必須になります。まだ作っていない方は以下の記事を参考にしてください。
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NFTアートの購入方法
Openseaは海外のマーケットプレイスなのですべて英語表記になっています。(最近日本語化され始めているようです)
見た目上は少し見づらいかもしれませんが、操作自体はとても簡単なので順番通りに進めていけばすぐにできますよ。
それではまずはNFTアートの購入方法についてから解説していきたいと思います。
手順としてはこのようなステップで進んでいきます。
- Openseaにアクセスする
- 購入するNFTアートを探す
- ガス代を支払って購入
STEP1:Openseaにアクセス
それではまずOpenseaの公式ホームページにアクセスしてください。(必ずURLが「https://opensea.io/」となっていることを確認してください!!)
ウォレットとOpenseaを連携していない場合
画像のように右上のマークが人物マークになっている場合は、ウォレットとOpenseaを連携できていません。
こちらの記事から連携してきてください。(すぐ終わります)
STEP2:購入するNFTアートを探す
次に自分が欲しいNFTアートを探していきます。
今回はCryptoNinjaの二次創作であるCNPの二次創作VLCNP(Very long CNP)を購入していきます。
画像のように、VLCNPの公式TwitterからOpenseaにアクセスしてください。
以下のように
- items→11.1K(=11,100個)
- owners→2.9K(=2,900人)
- total volume→111ETH(=約2400万円)
という情報から本物であると判断できますね。
それではこちらのレッサーパンダ(?)を買っていきましょう。
実際の商品画面はこのようになっています。それぞれ軽く説明していきますね。
- 残り販売時間→商品の販売期間
- 価格→現在の価格をETH表記で記載
- 商品の説明→商品についての詳しい説明
- 今すぐ購入→その場で購入できる
- オファー→値段交渉できる
少し下にスクロールするとこのようになっています。
- 商品の属性→ジェネラティブNFTアートなどに付けられている商品の要素
- オファー金額→「この金額でどうですか?」と値段交渉した金額(上から値段が高い順)
ジェネラティブNFTアート
一番下までスクロールすると、このNFTアートがどんな取引をされてきたのか、履歴を見ることができます。
- Minted→NFTアートをブロックチェーン上に刻むこと(わかりやすく言えば、「お店の販売予定リストに登録する」といった感じ)
- List→MintされたNFTアートを出品すること(「販売予定リストにある商品を店に並べて売る」といった感じ)
- Sale→売却完了(Saleのあとは必ずTransferが来る)
- Transfer→NFTアートの受け渡し(店主からお客へ所有権が移動)
- Offer→オファー金額で取引完了
STEP3:ガス代を支払って購入
今すぐほしいので「Buy now」を押します。
Openseaアプデ追記
2022年10月現在、Buy Now表記がAdd to cartになり、一度に複数のNFTを一回のガス代のみで購入できるようになりました。
購入はカート内に入ってるNFTの合計金額で表示されるようになっています。
合計金額を確認して「Complete purchase」を押しましょう。(※これを押した時点ではまだ購入完了にはなりませんので、安心して押してください。)
今回は本体価格が0.015ETH(=約3000円※2022年8月時点。現在は値上がりしてます)ですね。ここからさらにガス代もかかってくるので、それを考慮した上で選んでくださいね。
購入したNFTアートを他ウォレットに送りたい場合
別ウィンドウでウォレット(MetaMask)が起動します。(小さくて見づらいので最大化しておきましょう)
ガス代(手数料)と合計金額が表示されます。
これで問題なかったら「確認」を押しましょう。(※「確認」を押した時点で支払いが完了します)
購入中はこのような画面が表示されます。
速度によってはこの画面が長時間表示される可能性があるので、購入されるまで気長に待ちましょう。
「Transaction complete」が表示されれば購入完了です!(違う完了表記の可能性もあります)
少し時間を置いて自分のOpenseaコレクションを見てみましょう!
購入時ガス代を安くする方法
ガス代とは、「NFTを購入する際にかかるインターネット使用料、つまり手数料」のことです。
この他にも、このような場面でガス代を請求されます。
- オファーを受け入れたとき
- NFTを誰かに譲渡(贈与)するとき
- NFTの出品キャンセル
- 入札の取り消し
- ETH⇄WETHのスワップ
- ETH⇄ETH on Polygonのブリッジ
- メタデータの凍結(NFTデータの独自保護)
イーサリアムブロックチェーンではガス代を多く払うことで取引スピードをあげることができます。
絶対に手に入れたいNFTがあったり、クリック戦争時はガス代を上げてスピードアップさせると優先的に購入できる可能性が高まります。
逆にゆっくり取引しても確実に手に入るときは、取引スピードを下げてガス代を安くすることができます。
ただし、これには一つ注意点があります。
もし自分が低速で取引を開始し、そのすぐあとに高速で取引を開始した人がいた場合、先にNFTを購入されてしまう可能性があります。
取引を開始後に他の誰かにNFTを買われてしまった場合、その際に使用したガス代は戻ってこないので注意が必要です。
また、ガス代は時間とともに変動し、時々刻々と値段が変化しています。
なので、購入前にガス代が安くなるまで少し待って、一番安くなったタイミングで購入すると良いです。
それでは、先ほどの購入画面でガス代の見積もり額を下げてみましょう。
画像のような位置にある「編集」をクリック
優先度を編集画面が出てくるので、「ガス代の提案を編集」をクリック
「低」を選択して「保存」(※誰かに取られるのが心配な方は、少しガス代が高くなりますが「中または高」を選択すると良いです(およそ100円程度の差※回線の込み具合による))
この状態で「確認」を押して購入すればガス代を安くできます!
新UIの場合
NFTの購入時メタマスクが起動した状態で、「🦊市場」をクリックして、「🐢低~🦍積極的」の好きなガス代を選択してください。
NFTアートの出品方法
さて、次にNFTの出品方法について解説していきます。
今回の解説は自分で作成したNFTの出品方法ではなく、二次流通で購入したNFTの出品方法となります。(つまり転売)
次の手順で進めていきましょう。
- マイページにアクセス
- 売りたいNFTを選択して販売
STEP1:マイページにアクセス
まずはOpenseaの右上に表示されている、自分のアイコンをクリックしましょう。
実際にアクセスしてみるとこのような画面が出てきます。
STEP2:売りたいNFTを選択して販売
続いて、自分の売りたいNFTを選択してクリック。
右上に表示されているSellボタンを押してください。
次の画面で値段などを設定していきます。
- Fixed Price→固定価格で販売
- Times Auction→時間指定のオークションで販売
- Price→金額の設定(固定価格の場合)
- Duration→販売期間
- Fees→手数料(Opensea利用料+ロイヤリティ)
金額を設定してComplete listingを押したらメタマスクの署名を求められるので、メッセージを一番下までスクロールして署名しましょう。
最後にマイページに行き、自分の販売したNFTに値段がついていたら成功です!
よくある質問
- ガス代が一番安い時間帯は?
-
一般的に土日のお昼頃から0時頃までが一番安いです。
ただし、日本時間の昼から夜22時までは基本的に安いので、土日じゃなくてもOKですよ。
早朝から10時頃までは軒並み値段が高いので避けましょう。
- 残高が足りてるのに買えないんだけど?
-
ガス代はあくまで目安の値段なので、実際は表記よりも高くなることがあります。
それによって合計金額がウォレット内のETHよりも高くなってしまったら買うことができません。
ガス代が安くなるまで待つか、低速取引にするか、ウォレットにETHを送金しましょう。
- ガス代の取引速度を低速にしたら、購入後に「Transaction failed」が出たんだけど?
-
取引速度が低速なので、現在進行形で取引が進行中です。
自分のウォレット(MetaMask)の取引履歴を見てみると、現在の取引状況が確認できます。
MetaMaskの場合「アクティビティ」をチェックすると、現在のキューが表示されているはずです。(自分のアドレスのEtherscanを確認すると、進行度%も表示されます)
しばらく時間をおけば取引が自動で成立するので、心配しなくても大丈夫ですよ。5分程度待ってみましょう。(※もしこの段階で他の人に取られたくないと思ったら、「スピードアップ」を押して追加のガス代を払い、取引速度を上げてもらいましょう。)
- たまにOpenseaがクラッシュするんだけど?
-
chrome等で日本語翻訳をしていると出現するバグです。翻訳していないときにもたまになります。
日本語翻訳機能を切りましょう。
- 固定価格とオークションどっちがいいの?
-
基本は固定価格での販売で大丈夫です。
オークションは自分の創作した作品を売るときなどに利用してみるといいですよ。
- 販売期間はどのくらいにすればいい?
-
販売期間は1日~7日で設定するのがおすすめです。
なぜなら、出品を取り消すには販売期間が終了するかキャンセルするしかなく、キャンセルした場合だと別途ガス代がかかるからです。
- 金額はどう設定すればいい?
-
次の目的で金額を設定してみてください。
- 早く売りたい→フロア価格(最低価格)またはフロア価格より少しだけ下げる
- 値上がりを期待してなんとなく売りたい→フロア価格よりも0.01~0.1ETH高く販売。販売期間は3日~7日
まとめ
今回はOpenseaでのNFTの購入方法・出品方法について解説しました。
初めて購入・出品をした方には少し難しかったかもしれませんが、今後慣れてくれば簡単にできるようになりますよ。
またOpenseaには偽物のコレクションも多く存在しているので、大切なお金やNFTを失わないためにも十分注意しながらOpenseaを利用してくださいね!
- 購入するときにはガス代がかかる
- 出品は自分で値段や販売期間を決められる
- 購入する際に取引速度を低速にすることでガス代を安くできる
もし、まだ口座を開設していない方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
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まだウォレットを持っていない方はMetaMaskを利用すると非常に便利です。こちらの記事から5分で作ることができます。
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